原価高騰、人件費高騰の中で利益を出すカギ
2025/09/03 08:57:24 値上げ・価格転嫁
コメント (0)
原価高騰、人件費高騰の中で利益を出すカギ
先日、2冊目の本が出るとお伝えしましたが、
今回の本のタイトルは
原価高騰・人件費高騰を社員と乗り切る!
~食品製造業のための倍増経営の教科書~
ですが、
原価高騰、人件費高騰の中で利益を出すカギは
ズバり!
、
、、
、、、
、、、、
、、、、、
値上げ
です。
何故そう言えるかと言うと、
私自身が、営業マネージャー時代に
3年間でチームの粗利を4倍にした時、
長年赤字にあえぐ会社がV字回復した時、
色々な会社さんの利益を増やすお手伝いをする時
共通して、行っている事だからです。
確かに、他の色々な事もしています。
(詳しくは本の中身を読んでみて下さい(笑))
色々な中の1つが値上げなのですが、
例えば、
売価が100円の商品で原価40円の商品の
粗利は60円です。粗利率60%
これを1割値上げすると売価110円で原価40円
なので粗利70円です。 粗利率64%
たった10円の差かも知れませんが、
粗利率4%も違います。
例えば、売上が1千万円だとしたら4%は40万円、
何もしてないのに40万円の差が出てくるんです。
そうです、
何もしなければ、
それだけの利益がどこかに消えていってしまっているんです。
じゃあ、値上げしないと!
でも、
値上げして客離れしたらどうしよう?
そもそも、値上げを飲んでもらえないのでは?
値上げしたら取引停止になる。
社員から反発が出て動いてくれないだろう。
そんな恐怖で踏み切れないのではないでしょうか?
今回の本は、そんな中で
予約キャンペーンに申し込んでもらうと
「製造・卸・小売のための値上げ、価格交渉入門セミナー」
の参加権が手に入ります。
これは通常は5,000円で行うセミナーですが、
予約キャンペーンに申し込んでいただくと、
無料でご招待します。
期間限定でアーカイブも配信しますので、
この機会を有効活用して下さいね。
原価高騰・人件費高騰を社員と乗り切る!
~食品製造業のための倍増経営の教科書~
今回は電子書籍のみの発売になります。
9月6日発売に向けて予約キャンペーンやってます。
食品価格が上がっている今だからこそ、新規開拓のチャンスが転がっている
2025/06/23 05:50:33 値上げ・価格転嫁
コメント (0)
食品価格が上がっている今だからこそ、新規開拓のチャンスが転がっている
最近、食品メーカーの営業と話をしていると、こんな声をよく聞きます。
「また仕入れ価格が上がった…」
「原材料費の話ばかりで、提案がしづらい…」
「お客さんも厳しい顔をしていて、営業しにくい…」
確かに、ここ数年の食品業界は厳しい状況が続いています。
小麦粉、油、卵、肉、乳製品、調味料…あらゆるものが上がっている。
しかも“いつまで続くかわからない"という不透明感もある。
でも、こんなときだからこそ、営業として結果を出す人は結果を出しています。
なぜか?
「困っているときに現れた営業」は強い
食品価格が高騰している今、お客様(外食チェーン、給食、惣菜、食品小売など)は何に困っているか?
・仕入れコストが上がって利益が出ない
・既存取引先が強気で融通が利かない
・でも品質は落とせない、妥協もしたくない
そんな“板挟み状態"で悩んでいます。
ということは、今は提案のチャンス!
特に、以下のような一言をきっかけに、商談に入れている営業マンが増えています。
実際に使われているトーク例
「最近、〇〇(例:卵、油など)の価格が上がってますよね。御社ではどう対応されていますか?」
「同じ悩みを持たれていたお客様が、当社の〇〇に切り替えて、原価率を抑えられました」
「まずは小ロットで、テスト導入からいかがでしょうか?」
この“ちょっとした一言"が、今の時代はすごく効く。
なぜなら、お客様自身が今の仕入れや体制に不安や不満を感じているからです。
高騰はネガティブ。でも、動く理由にはなる
お客様は、基本的には「今のままでいきたい」と思っています。
でも、それでも変えざるを得ない瞬間があります。
それが、価格の高騰です。
仕入れ先を見直す、別の商品を検討する、少しでも利益が出るように工夫する。
まさに「動きやすいタイミング」なのです。
今、営業のチャンス!
この状況を「やりにくい」と捉えるのか、
「動くタイミング」と捉えるのかで、半年後の結果は大きく変わります。
やることはシンプルです。
顧客の“今の困りごと"を聞く
自社商品の中で、それを少しでも解決できるものを探す
小さく、早く、試してもらう
完璧な提案じゃなくていい。
お客様の「今」に、ほんの少し寄り添えばいい。
最後に
価格が上がる。仕入れ先が悩む。
それは営業にとって、“扉が開きやすくなっている"ということでもあります。
提案の入口は広がっている。
でも、そこに入っていけるかどうかは、「今、動けるか」にかかっている。
いま一度、自社商品の強みを見直して、
「誰のどんな困りごとを解決できるのか?」を言語化してみてください。
それができれば、どんな時代でも、営業は勝てます。